ATTIC AIR FORCE MUSEUM                        SECTION 2

1914〜1919

ドイツ

アルバトロス D.V
ゲーリング中尉
1917年6月

revell
1/72
全幅 9.05m
全長 7.33m
全高 2.98m
重量 886kg
速度 175km/h
武装 7.3mmx2
 アルバトロスはフォッカーと並ぶドイツ戦闘機の代表的存在。
 フランスのニューポール機をまねた一葉半戦闘機で、胴体は合板製のモノコック構造。
 戦争中期に活躍したが、次第に、ソッピース・トリプレーン、スパッド機、キャメル、S.E.5aに押されてしまった。

アルバトロス D.X
フォン・リヒトフォーヘン大尉
1917年7月

airfix
1/72
全幅 9.05m
全長 7.33m
全高 2.85m
重量 937kg
速度 187km/h
武装 7.9mmx2
 D.XはD.Vの劣勢を挽回するために作られたが、キャメルやS.E.5aには対抗できなかった。
 胴体の断面は、D.Vが角張っていたのに対して、D.Xはより楕円になっていた。

ローランド C.U
フォン・シュライヒ
1916年

airfix
1/72
全幅 10.33m
全長 7.52m
全高 2.98m
重量 1309kg
速度 165km/h
武装 7.9mmx2
 戦争中期に使われた偵察機だが、同時期の連合軍側の戦闘機並みのスピードと優れた上昇力を持っていた。
 上下主翼が胴体を挟むようにして付いているので、下方の視界はほとんどゼロだったという。
 流線型の合板製モノコック胴体とI型支柱が特徴で、その太い胴体から鯨と呼ばれた。
 

フォッカー E.V
インメルマン中尉
1915年秋

revell
1/72
全幅 9.52m
全長 7.30m
全高 2.79m
重量 635kg
速度 133.6km/h
武装 7.9mmx1
 フォッカーはオランダ人で、ドイツのために戦闘機を作っていた。
 このE.Vは、世界ではじめて、機銃の同調射撃装置を装備した戦闘機だが、これを開発したはフォッカーの技術者だった。

フォッカー Dr.T
フォス中尉
1917年8月

revell
1/72
全幅 7.19m
全長 5.77m
全高 2.95m
重量 585kg
速度 165km/h
武装 7.9mmx2
 イギリスのソッピース・トリプレーンに刺激されて、ドイツで何種類も作られた三葉機のひとつで、もっとも成功したもの。
 フォッカー独特の厚翼で、張り線がない。
 フォン・リヒトフォーヘンが、カナダ人のブラウンに撃墜された時の乗機として知られるが、撃墜したのはオーストラリア軍の砲兵中隊だったとも言われている。

フォッカー D.Z
ゲーリング中尉
1918年7月

revell
1/72
全幅 8.90m
全長 6.95m
全高 2.75m
重量 900kg
速度 189km/h
武装 7.9mmx2
 翼が厚翼片持ち式で張り線がなく、胴体の骨組みは鋼管を溶接して組んであったため、整備性に優れていた。
 第一次大戦中に使われたすべての戦闘機で、もっとも優秀だったといわれるが、登場したのは戦争の終盤だった。

フランス

モラン・ソルニエ N
ロシア19sq
スミルノフ中尉
1916年

revell
1/72
全幅 8.30m
全長 6.70m
全高 2.50m
重量 510kg
速度 165km/h
武装 7.7mmx1
 1914年から使われた単葉戦闘機だが、操縦が難しかったといわれる。
 初期の機体は、プロペラ同調射撃装置が出来ていなかったので、地中海横断飛行で知られるローラン・ガモーはプロペラの銃弾が当たるところに鉄片を取り付けて、弾をはじき飛ばすようにしていた。
 ところが、ガモーの機体がドイツ軍に捕獲されて、その秘密がばれてしまい、同調射撃装置の発明につながったという。

ニューポール 17C.1
ギンヌメール大尉
1916年6月

revell
1/72
全幅 8.22m
全長 5.74m
全高 2.33m
重量 565kg
速度 177km/h
武装 7.7mmx1
 見るからに軽快な感じの小さな一葉半の戦闘機。
 イギリスのボール、カナダのビショップ、フランスのブイヨー、ギンヌメール、ナンシェッセーなどエース達からも好まれた。
 アメリカが参戦する前に、義勇軍として参加していたアメリカのパイロットも乗機として使った。

ニューポール 28C.1
アメリカ213sq
1918年夏

revell
1/72
全幅 8.15m
全長 6.40m
全高 2.50m
重量 737kg
速度 196.3km/h
武装 7.7mmx2
 戦争の最終版に登場した戦闘機だが、エンジンの信頼性が低く、強度不足だった。
 それまでのニューポール戦闘機の特徴だったV型支柱がなくなり、ありふれた二本支柱になっている。
 この飛行機で、リッケンバッカーなどアメリカの多くのエースが命を落としている。

スパッド ZC.1
ギンヌメール大尉
1917年

airfix
1/72
全幅 7.82m
全長 6.18m
全高 2.13m
重量 740kg
速度 191.5km/h
武装 7.7mmx1
 スパッド社は、ドペルデュッサンが創立したが、1914年に倒産し、その後をドーバー海峡初横断のブレリオが引き継いだ。
 高出力のイスパノスイザ水冷式エンジンを搭載した重戦闘機。
 ニューポール機よりも操縦性で劣ったが、旋回速度と上昇力で勝っていた。

スパッド  ]VC.1
アメリカ27sq
リュークJr少尉
1818年9月

revell
1/72
全幅 8.20m
全長 6.30m
全高 2.42m
重量 820kg
速度 222km/h
武装 7.7mmx2
 スパッドZを、より高性能に改良したもの。
 戦争末期にスパッドZと交替し、フランス軍の主力機となるが、アメリカ軍でも大量に使われた。
 フランスのフォンク、ギンヌメール、アメリカのリッケンバッカーなど多くのエースの乗機となっている。
 日本陸軍も40機を輸入して使った。

模型制作と写真:メキラ・シンエモン

SECTION 3

ライト・フライヤー SECTION 1 SECTION 4
SECTION 5 SECTION 6 SECTION 7 SECTION 8

ホーム